書評の才能がまったくない、ということを知らしめたり、
ちょっと悲しかったりした、かとうです。
書評家ではなく、そうだ、わたしは「トイレ野宿家」になりたい。
『トムソーヤ 9月号』(ワールドフォトプレス)
の中の「野宿者というライフスタイル!」という小特集で、
「長旅にトイレ野宿」ってトイレ野宿のことをちょろっと書いているので、
奇特な方は読んでやってください。
トイレ野宿の話をまさか商業誌さんが載っけてくれるとは~。
ワールドフォトプレスさんはスバラシイ出版社さんです。
そして添削もせずそのまま載っけてくれた、
好き勝手「野宿特集」を決行しちゃったらしい、
編集者のMさんはほんとうにスバラシイお方です。
立場は大丈夫なのでしょうか…。ううむ。
そいでおなじページには「野宿映画『サオヤの月』監督インタビュー」と題して、
「野宿野郎4号」でお世話になった、
野宿映画家・藤川監督のインタビュー記事が載ってます。
こっちのほうが必読です。
他にはエノアールさんとか、ミニコミ『露宿』さんのお話とか!
没になった編集部営業野宿の写真もこっそり転用され日の目をみていたりと、
盛りだくさんです。
どうぞよろしくです。
(かとう)
キンドル版電子書籍「野宿野郎 6号+7号」がやっとこさ出ます。
よろしくお願いします。
350円。
「キンドルアンリミテッド」で全号一気読みなんてどうですか。
「野宿野郎 6号+7号」は2冊分ではありません。「野宿野郎 これでいいのだ7号」は穴あき不完全版だった「これでいいのか6号」の増補改訂版です。底本は7号です。6号との差分を一部収録。
「という訳で、この『7号(脱! 穴あき(以下略)版)』は『6号』と殆ど内容が一緒です。でも『7号』なんであり、それは、表紙に『7号』と書いてあるからです。そうして、『野宿野郎』は、旅と野宿を扱った、このように先行きが不安なミニコミなんです。えっへん。」(「7号のごあいさつ」より)
特集のようなもの 念願の、トイレ野宿の世界。
トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビュー。冒険家・安東浩正さん冬季シベリア冒険のトイレの実態を大告白。超緊急多摩川トイレ野宿会議開催!
内容/
アトラクションとしての旅トイレ
訳あって、インドのトイレで野宿しました
シェルパ斉藤さんに聞いてみました
初めてのトイレ野宿(はちょっとセンチメンタル)
野宿100人に聞いていこう。
サラリーマンでも世界一周 トイレでケニア編
時にはトイレの中で……
などなど
野宿野郎 6号+7号: 人生をより低迷させる旅コミ誌 (野宿野郎デジタル) Kindle版
既刊
よろしくお願いします。
350円。
「キンドルアンリミテッド」で全号一気読みなんてどうですか。
「野宿野郎 6号+7号」は2冊分ではありません。「野宿野郎 これでいいのだ7号」は穴あき不完全版だった「これでいいのか6号」の増補改訂版です。底本は7号です。6号との差分を一部収録。
「という訳で、この『7号(脱! 穴あき(以下略)版)』は『6号』と殆ど内容が一緒です。でも『7号』なんであり、それは、表紙に『7号』と書いてあるからです。そうして、『野宿野郎』は、旅と野宿を扱った、このように先行きが不安なミニコミなんです。えっへん。」(「7号のごあいさつ」より)
特集のようなもの 念願の、トイレ野宿の世界。
トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビュー。冒険家・安東浩正さん冬季シベリア冒険のトイレの実態を大告白。超緊急多摩川トイレ野宿会議開催!
内容/
アトラクションとしての旅トイレ
訳あって、インドのトイレで野宿しました
シェルパ斉藤さんに聞いてみました
初めてのトイレ野宿(はちょっとセンチメンタル)
野宿100人に聞いていこう。
サラリーマンでも世界一周 トイレでケニア編
時にはトイレの中で……
などなど
野宿野郎 6号+7号: 人生をより低迷させる旅コミ誌 (野宿野郎デジタル) Kindle版
既刊
バスに乗ってどこに行く? 「 ミステリー(野宿)ツアーのようなもの」やっちゃうよー! のお知らせ。をだいぶまえにやっちゃいました。
東京駅の近くに集合
バスに乗り込みます。バスはちゃんといっぱいになりました
野宿御一行
ミステリーバスツアーのようなもの
不信と不安の野宿野郎旅行へようこそ
すわ、バスジャックか!
バスに乗ってどこまでも。着いた先は……
野宿ふれあいセンター
野宿保存会
ではなく、長野県の海野宿
「うんのじゅく」と読みます
海野宿のトイレでトイレ野宿、はしなかった
野宿資料館も作りたい
ゆっくり眠りたい
ほんとは宿場町
趣のあるいいところ
でもバスのレンタルの関係で海野宿野宿はしませんでした
このあと、バスで日帰りして、東京駅近くで野宿して解散しました。
参加してくださった方、お疲れ様でした。
東京駅の近くに集合
バスに乗り込みます。バスはちゃんといっぱいになりました
野宿御一行
ミステリーバスツアーのようなもの
不信と不安の野宿野郎旅行へようこそ
すわ、バスジャックか!
バスに乗ってどこまでも。着いた先は……
野宿ふれあいセンター
野宿保存会
ではなく、長野県の海野宿
「うんのじゅく」と読みます
海野宿のトイレでトイレ野宿、はしなかった
野宿資料館も作りたい
ゆっくり眠りたい
ほんとは宿場町
趣のあるいいところ
でもバスのレンタルの関係で海野宿野宿はしませんでした
このあと、バスで日帰りして、東京駅近くで野宿して解散しました。
参加してくださった方、お疲れ様でした。
たいへんだ、たいへんだ! あっという間に12月だよ~。
お台場の東京カルチャーカルチャーさんでやっていただく、
野宿野郎の大忘年会、もうすぐなのです。
12月4日(木)
Open 18:30 Start 19:30 End 21:30 (予定)
テリー植田さんの司会で、島旅好き、ゲストハウス好きで、いろんな島へ行かれている松鳥むうさん、旅する冒険野郎の坪井伸吾さん(『野宿野郎5号』「あの人に聞きに行こう、野宿。」でインタビューさせていただきました)、ノンフィクションライターの西牟田靖さん(7号「トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビューのようなもの」をさせていただきましたー)、(野宿)旅の大先輩、熊沢正子さん(7号に「ひみつの半野宿」をご寄稿いただいきましたーー)、と豪華ゲストのスバラシイみなさま方が、お話してくださる予定!
&わたし(かとう)は、ミステリーツアーのようなものの報告や、今年の個人的野宿トピック(なんじゃらほい!)についてお話させていただきます。
スバラシイ旅の本屋のまどさんも物販に来てくださいます。
トークが終わったら、たぶんそのまま、みんなで呑んだりするのだ(忘年会だから)。
そしてもちろん、その後は、お台場の公園で野宿のようなものもするのだ(野宿野郎だから)。
(だから野宿道具をお持ちだとなおよいです)。
お暇な方は、なにとぞよろしくお願いいたします~!
前売りのほうがちょっとだけ安いです。どうかどうか。
(焦りに焦る かとう)
お台場の東京カルチャーカルチャーさんでやっていただく、
野宿野郎の大忘年会、もうすぐなのです。
12月4日(木)
Open 18:30 Start 19:30 End 21:30 (予定)
テリー植田さんの司会で、島旅好き、ゲストハウス好きで、いろんな島へ行かれている松鳥むうさん、旅する冒険野郎の坪井伸吾さん(『野宿野郎5号』「あの人に聞きに行こう、野宿。」でインタビューさせていただきました)、ノンフィクションライターの西牟田靖さん(7号「トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビューのようなもの」をさせていただきましたー)、(野宿)旅の大先輩、熊沢正子さん(7号に「ひみつの半野宿」をご寄稿いただいきましたーー)、と豪華ゲストのスバラシイみなさま方が、お話してくださる予定!
&わたし(かとう)は、ミステリーツアーのようなものの報告や、今年の個人的野宿トピック(なんじゃらほい!)についてお話させていただきます。
スバラシイ旅の本屋のまどさんも物販に来てくださいます。
トークが終わったら、たぶんそのまま、みんなで呑んだりするのだ(忘年会だから)。
そしてもちろん、その後は、お台場の公園で野宿のようなものもするのだ(野宿野郎だから)。
(だから野宿道具をお持ちだとなおよいです)。
お暇な方は、なにとぞよろしくお願いいたします~!
前売りのほうがちょっとだけ安いです。どうかどうか。
(焦りに焦る かとう)
予定通り土合駅野宿やりました。
土合駅はJR上越線の群馬県の新潟県との県境近くにある駅で、谷川岳の最寄り駅として知られていますが、もうひとつ特色があります。
土合駅の上りのプラットフォームは普通に地上にあるのですが、下りはかなり離れた地下のトンネルの中にあり、上りと下りのプラットフォームが地下を通る階段で結ばれているモグラ駅として知られています。
上りと下りのプラットフォームは500段弱の階段でのみ行き来ができ、エレヴェーターもエスカレーターも車椅子用スロープもありません。
東京から高崎駅と水上駅で乗り換えて土合駅に。下りなのでさっそくモグラ駅に到着です。
下りプラットフォームに到着
土合駅看板
地上への階段
まっすぐ続く階段
500段弱の階段を登ると地上へ出ます。
駅舎入り口のロビーへ出ると、中高年の登山者が10人くらい集まって鍋をしていました。この日はかなりの吹雪で予定していた登山を諦めたようでした。外への出入り口や上りプラットフォームへの扉の前などかなり雪がたまっていました。
吹雪で外に出られない。
この中高年登山者の団体が、入り口のロビー隣の待合室をほぼ独占していたので、どこで野宿するかみなで協議しました。
選択肢は、入り口ロビー、ロビーから改札を出たところの廊下、地下への階段、トイレ、下りプラットフォーム隣接の待合室ぐらいです。
ちなみにトイレは最近リフォームされたらしく大変きれいで、しかもこの駅舎で唯一暖房のかかっている場所で、登山者の団体さんの一部はトイレ野宿をするといっていたそうです。
せっかくモグラ駅に来たんだから、野宿は地下への階段にしようということになりました。階段にはたくさん踊り場があるのです。そして地上より地下のほうが暖かいと思ったのです。トンネルの中は夏は涼しく、冬は暖かいなどと言われるし。でもそれは長い長い階段を登ってくるときに運動をしたから暖かく感じただけかもしれないと後から思いました。
とにかく階段の下から450段目の地上に近いところの踊り場に野宿場所を定めました。階段の上のほうか下のほうにしないとトイレが遠くなってしまうのです。
途中の高崎駅で途中下車して調達した食料で宴会を開始。土合駅周辺にはお店は何もありません。駅舎には飲み物の自動販売機があります(普通の価格です)。近くの乗り換え駅の水上駅にもお土産屋さんはありますが、コンビニやスーパーマーケットとかはなかったと思います。
居酒屋「450段目」
少しは暖かいかと思った階段ですが、常に階段トンネルの下から微風が吹いていてやや寒いので寝袋を取り出して半身を入れました。
そして楽しく飲み食いをしていたら、突然轟音とともにトンネルの下から風が吹き上がってきました。ブルーシートや銀マットなら舞い上がってしまいそうなほどの風。
数分轟音が響きと風が吹き上がったあとにそれが収まると、今度は轟音はしませんが、最初に吹いていた風よりちょっと強い風がさっきとは逆方向の地上側から吹いてきました。
地上の外から入ってくる風なので地下からの風より冷たく、外が吹雪のため霧雨のような水分を含んだ風が吹いてきます。そしてそれもやがて収まって、最初のように地下からのゆるい風に戻りました。
この怪奇現象は下りのトンネルに列車が通り過ぎるときに起こるようです。
列車が近づいてきたとき、トンネルを走る列車に押されて空気が地下から階段に上がってきて、列車が離れて行くときには空気が吸い込まれて地上から地下へと流れていく。
土合駅階段トンネルの風
これで階段を登ったところの廊下の先に扉の手前にある謎のトライアングル物体の意味も分かりました。
謎のトライアングル物体
反対側から
この物体はちょうど扉の前に立っていて、列車が通るときの強風が直撃しないために立っているようです。列車が通ったときにちょうどここを出入りしていた編集長は風圧で扉が開かなかったといってました。
土合駅の終電は非常に早いのですが、その後も特急などの通過列車はあるので、終電後も何度も轟音と強風が吹きました(そして目が覚めました)。
ですが、それを除けば装備さえしっかりしていれば、屋内であることには変わりないのでそれなりに快適な土合駅野宿が楽しめました。地上の待合室で駅寝するよりよっぽど土合駅らしい、土合駅ならではの野宿ができて楽しかったです。
ちなみにこの夜、駅寝したのは、地上の中高年登山者グループと、我々と、終電で来た山登りの若い男性二人(我々と同じく階段の踊り場でテントを張って過ごした)の3グループのみでした。
朝はもちろん始発列車が来る前に片付け。残り物の朝ご飯を食べて、晴れた天神平スキー場に向かいました。
朝の土合駅上りプラットフォーム
土合駅
土合駅はJR上越線の群馬県の新潟県との県境近くにある駅で、谷川岳の最寄り駅として知られていますが、もうひとつ特色があります。
土合駅の上りのプラットフォームは普通に地上にあるのですが、下りはかなり離れた地下のトンネルの中にあり、上りと下りのプラットフォームが地下を通る階段で結ばれているモグラ駅として知られています。
上りと下りのプラットフォームは500段弱の階段でのみ行き来ができ、エレヴェーターもエスカレーターも車椅子用スロープもありません。
東京から高崎駅と水上駅で乗り換えて土合駅に。下りなのでさっそくモグラ駅に到着です。
下りプラットフォームに到着
土合駅看板
地上への階段
まっすぐ続く階段
500段弱の階段を登ると地上へ出ます。
駅舎入り口のロビーへ出ると、中高年の登山者が10人くらい集まって鍋をしていました。この日はかなりの吹雪で予定していた登山を諦めたようでした。外への出入り口や上りプラットフォームへの扉の前などかなり雪がたまっていました。
吹雪で外に出られない。
この中高年登山者の団体が、入り口のロビー隣の待合室をほぼ独占していたので、どこで野宿するかみなで協議しました。
選択肢は、入り口ロビー、ロビーから改札を出たところの廊下、地下への階段、トイレ、下りプラットフォーム隣接の待合室ぐらいです。
ちなみにトイレは最近リフォームされたらしく大変きれいで、しかもこの駅舎で唯一暖房のかかっている場所で、登山者の団体さんの一部はトイレ野宿をするといっていたそうです。
せっかくモグラ駅に来たんだから、野宿は地下への階段にしようということになりました。階段にはたくさん踊り場があるのです。そして地上より地下のほうが暖かいと思ったのです。トンネルの中は夏は涼しく、冬は暖かいなどと言われるし。でもそれは長い長い階段を登ってくるときに運動をしたから暖かく感じただけかもしれないと後から思いました。
とにかく階段の下から450段目の地上に近いところの踊り場に野宿場所を定めました。階段の上のほうか下のほうにしないとトイレが遠くなってしまうのです。
途中の高崎駅で途中下車して調達した食料で宴会を開始。土合駅周辺にはお店は何もありません。駅舎には飲み物の自動販売機があります(普通の価格です)。近くの乗り換え駅の水上駅にもお土産屋さんはありますが、コンビニやスーパーマーケットとかはなかったと思います。
居酒屋「450段目」
少しは暖かいかと思った階段ですが、常に階段トンネルの下から微風が吹いていてやや寒いので寝袋を取り出して半身を入れました。
そして楽しく飲み食いをしていたら、突然轟音とともにトンネルの下から風が吹き上がってきました。ブルーシートや銀マットなら舞い上がってしまいそうなほどの風。
数分轟音が響きと風が吹き上がったあとにそれが収まると、今度は轟音はしませんが、最初に吹いていた風よりちょっと強い風がさっきとは逆方向の地上側から吹いてきました。
地上の外から入ってくる風なので地下からの風より冷たく、外が吹雪のため霧雨のような水分を含んだ風が吹いてきます。そしてそれもやがて収まって、最初のように地下からのゆるい風に戻りました。
この怪奇現象は下りのトンネルに列車が通り過ぎるときに起こるようです。
列車が近づいてきたとき、トンネルを走る列車に押されて空気が地下から階段に上がってきて、列車が離れて行くときには空気が吸い込まれて地上から地下へと流れていく。
土合駅階段トンネルの風
これで階段を登ったところの廊下の先に扉の手前にある謎のトライアングル物体の意味も分かりました。
謎のトライアングル物体
反対側から
この物体はちょうど扉の前に立っていて、列車が通るときの強風が直撃しないために立っているようです。列車が通ったときにちょうどここを出入りしていた編集長は風圧で扉が開かなかったといってました。
土合駅の終電は非常に早いのですが、その後も特急などの通過列車はあるので、終電後も何度も轟音と強風が吹きました(そして目が覚めました)。
ですが、それを除けば装備さえしっかりしていれば、屋内であることには変わりないのでそれなりに快適な土合駅野宿が楽しめました。地上の待合室で駅寝するよりよっぽど土合駅らしい、土合駅ならではの野宿ができて楽しかったです。
ちなみにこの夜、駅寝したのは、地上の中高年登山者グループと、我々と、終電で来た山登りの若い男性二人(我々と同じく階段の踊り場でテントを張って過ごした)の3グループのみでした。
朝はもちろん始発列車が来る前に片付け。残り物の朝ご飯を食べて、晴れた天神平スキー場に向かいました。
朝の土合駅上りプラットフォーム
土合駅
場所は営業発注元の都合で八王子、下見なし。ちょっと不安。
駅で取材の人たちと待ち合わせて、出発。
前日降った雪はやはり町より多かったのか、まだ日陰にはかなり残っていた。
グーグルマップで目星をつけただけの公園へ向かう。
公園には四阿らしきものが見つからなくて、雪はいっぱい残ってるし、野宿に適した雪のない乾いた場所をみつけるのに少し歩き回る。取材じゃなかったらグラウンドの観客席かトイレ野宿でもいいんだけどなあと思いつつもまずまずいいところを発見。
いつからか編集長は営業野宿を引き受ける条件に取材の人もいっしょに野宿することという鉄の掟を決めたらしく、今回も取材記者さんといっしょに野宿です。
取材の場だと、仲間内ではあえて訊ねないことや、秘密にしている訳ではないけど話してなかったことなどが出てきたりしてちょっとびっくりする。
ほとんど風が吹かないのでそれほど寒くなく、取材は滞りなく終了。床にはいります。
記者さんは、この真冬の野宿が初野宿だというのに、2秒で高いびきで熟睡という野宿スキルの高さを見せつけて、ほかの野宿野郎を愕然とさせました。
朝は例によってラジオ体操で起こされるパターン。気温はマイナス3度ほど。体操の人たちの注目を浴びる。
記事は21日付けの東京新聞朝刊に掲載されました(野宿にときめく 年越し、お花見…女性が発信:TOKYO発)。
雪もなく、地面がどろどろにもなっていない場所で
最終面(裏表紙)に載りました
駅で取材の人たちと待ち合わせて、出発。
前日降った雪はやはり町より多かったのか、まだ日陰にはかなり残っていた。
グーグルマップで目星をつけただけの公園へ向かう。
公園には四阿らしきものが見つからなくて、雪はいっぱい残ってるし、野宿に適した雪のない乾いた場所をみつけるのに少し歩き回る。取材じゃなかったらグラウンドの観客席かトイレ野宿でもいいんだけどなあと思いつつもまずまずいいところを発見。
いつからか編集長は営業野宿を引き受ける条件に取材の人もいっしょに野宿することという鉄の掟を決めたらしく、今回も取材記者さんといっしょに野宿です。
取材の場だと、仲間内ではあえて訊ねないことや、秘密にしている訳ではないけど話してなかったことなどが出てきたりしてちょっとびっくりする。
ほとんど風が吹かないのでそれほど寒くなく、取材は滞りなく終了。床にはいります。
記者さんは、この真冬の野宿が初野宿だというのに、2秒で高いびきで熟睡という野宿スキルの高さを見せつけて、ほかの野宿野郎を愕然とさせました。
朝は例によってラジオ体操で起こされるパターン。気温はマイナス3度ほど。体操の人たちの注目を浴びる。
記事は21日付けの東京新聞朝刊に掲載されました(野宿にときめく 年越し、お花見…女性が発信:TOKYO発)。
雪もなく、地面がどろどろにもなっていない場所で
最終面(裏表紙)に載りました
すみません。
あったかくなったので、目が覚めてきました。
「野宿野郎 6号」を「野宿野郎 7号」に
変身させ増刷したので、販売開始いたします。
なにとぞなにとぞ、宜しくお願いいたします。
「7号」は「6号」で穴が開いていた(←スバラシクナイ編集部都合で)、
スバラシイ西牟田靖さんの、
「トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビュー(のようなもの)」
の、穴がやっとこさ、ふさがれたものです。
しかも、さらに「6号」から絶賛増ページ中!
「6号」をお持ちじゃない方はもちろん、
「6号」をお持ちの方も、どうかどうか。
怒らないで、ずるっこ「7号」も、どうかどうか!
(どうか穏便に宜しくお願いいたします係)
あったかくなったので、目が覚めてきました。
「野宿野郎 6号」を「野宿野郎 7号」に
変身させ増刷したので、販売開始いたします。
なにとぞなにとぞ、宜しくお願いいたします。
「7号」は「6号」で穴が開いていた(←スバラシクナイ編集部都合で)、
スバラシイ西牟田靖さんの、
「トイレ野宿のパイオニア! 西牟田靖さんインタビュー(のようなもの)」
の、穴がやっとこさ、ふさがれたものです。
しかも、さらに「6号」から絶賛増ページ中!
「6号」をお持ちじゃない方はもちろん、
「6号」をお持ちの方も、どうかどうか。
怒らないで、ずるっこ「7号」も、どうかどうか!
(どうか穏便に宜しくお願いいたします係)
ベネチアには世界各国から年間2100万人以上の観光客が訪れる。このうち1500万人は日帰り観光客、88万人は地中海巡航豪華客船の乗客だ。町にあふれんばかりの観光客がいても、ホテルに泊まったりしてくれる客は半数にも満たないのだ。
この金を落とさない“歓迎されざる客”でも、市営水上バスは利用するし、公衆トイレには入るし、大量の空き缶や紙くずは残していく。ただでさえ赤字財政の市当局にとっては頭が痛い。これまでも、観光バスに入市税を課し、観光客には住民より倍も高い市営水上バス料金を設定し、サン・マルコ広場での野宿やパンをかじる行為を禁止するなど、さまざまな日帰り客の防止策を講じてきた。
2月1日からは「公衆トイレ利用カード」の発行も始めた。ここでも、住民と観光客には差を設けた。住民には年間3ユーロのパスを発行しトイレ使用料は1回25セント(約30円)。一方、観光客には1日2回まで利用可能な3ユーロ(約350円)の1日カードを発行した。
この金を落とさない“歓迎されざる客”でも、市営水上バスは利用するし、公衆トイレには入るし、大量の空き缶や紙くずは残していく。ただでさえ赤字財政の市当局にとっては頭が痛い。これまでも、観光バスに入市税を課し、観光客には住民より倍も高い市営水上バス料金を設定し、サン・マルコ広場での野宿やパンをかじる行為を禁止するなど、さまざまな日帰り客の防止策を講じてきた。
2月1日からは「公衆トイレ利用カード」の発行も始めた。ここでも、住民と観光客には差を設けた。住民には年間3ユーロのパスを発行しトイレ使用料は1回25セント(約30円)。一方、観光客には1日2回まで利用可能な3ユーロ(約350円)の1日カードを発行した。
イタリア便り 現代版ベスパシアヌス帝 – MSN産経ニュース
サン・マルコ広場にも野宿野郎がいるんですね。寝る場所を注意して選ばないと寝てる間に潮が満ちて水浸しになるかも。
「パンをかじる行為を禁止」っていうのはディズニーランドなんかの弁当禁止ルールと同じで飯は店で食いやがれってことでしょうか。おにぎりを持っていきましょう。
海外の有料トイレもトイレ野宿の敵ですね。なかにはトイレ管理人がすでに住んでる(住居部分が付いてる)トイレもありますからね。
有料トイレにもなじめません。「1日2回まで3ユーロ(約350円)」って、今はユーロ暴落してるので350円ですが、こないだまで1ユーロ160円ほどだったから1日2回まで500円ほどだったんですよ。お腹が痛いのが止まらなくなったら破産ですよ。
ベネチアのユースホステルはまだあるのかなあ。
公衆トイレに「ネーミングライツ(施設命名権)」——渋谷区は1月30日より、表参道や恵比寿など区内14カ所の施設命名権導入に向けたスポンサー企業の募集を開始した。
きた〜! 命名!「『野宿野郎』トイレ野宿トイレ」。
うーん、「人生をより低迷させるトイレ」でもいいかな。
スポンサー企業には、社名や商品名を冠したトイレの看板を掲げさせるほか、トイレに企業の広告掲示も認めるという「特典」を設けた。
「企業イメージが悪くならないよう、自社で掃除してもいいし、改修や建て直しをやってもらってもいい」と区の担当者。
「企業イメージが悪くならないよう、自社で掃除してもいいし、改修や建て直しをやってもらってもいい」と区の担当者。
中日新聞:渋谷区、求ム命名者 公衆トイレで広告流して(CHUNICHI Web)
…だそうです。トイレ内に『野宿野郎』を全号置きましょう。トイレ野宿しやすいように改修しましょう。「まことちゃんハウス」に負けないペイントを施しましょう。
命名権のスポンサーになるためのスポンサーを募集中!
写真はスイスのガラス張りトイレ
北米を放浪した後、単身アラスカに入り自給自足の生活をしようとして死んだ若者、クリス・マッカンドレスについてのノンフィクション。
ショーン・ペン監督で映画化され上映中。旅の本屋のまどでキャンペーン中。
クリスが友人に宛てた手紙より。アラスカに行く前の放浪中の出来事。クリスがトイレ野宿をしていたともとれないこともないが、少し前を読むと町はずれの荒地で野宿をしていたとあり、テントも持っていたので、トイレ野宿ではないかな…(残念)。
以上、野宿野郎的「荒野へ」でした。
ショーン・ペン監督で映画化され上映中。旅の本屋のまどでキャンペーン中。
ある朝、ぼくがトイレでひげを剃っていると、老人が入ってきて、こちらをじろじろ眺めて、「野宿をしているのか」と聞くんです。ぼくはそうだと答えた。
クリスが友人に宛てた手紙より。アラスカに行く前の放浪中の出来事。クリスがトイレ野宿をしていたともとれないこともないが、少し前を読むと町はずれの荒地で野宿をしていたとあり、テントも持っていたので、トイレ野宿ではないかな…(残念)。
以上、野宿野郎的「荒野へ」でした。