旅する本屋「放浪書房」さんがこの度、
野宿野郎の
「神出鬼没の販売特約店」兼「美人でも東大卒でもない怪しいメガネの広報担当」
に目出度く就任してくださいました。
放浪書房さんは、4号の野宿野郎の「なにか」強化募集中のお知らせに
7枚にもわたるお手紙をくださり、あることないこと書き連ね、
編集部を喜ばしてくれた、スバラシイ書店さんです。
そして、「野宿野郎の打ち合わせは野宿でする決まりなんです」という
募集係りの申し出に、「そうなんですか。じゃあ、やりましょう」と
快く打ち合わせ野宿してくれた、もひとつスバラシイ書店さんです。
6月は千葉やら長野やらで本を売る予定だそうです。
7月初旬には野宿野郎5号の企画「中央線各駅野宿の旅(のようなもの)」
を「放浪書房番外出店」として、野宿野郎を売ったり、野宿したりで行って、
記事を書いてくれることとなりました。これはすごいぞっ。
特約店さんということで、放浪書房さんで野宿野郎をお求めの方には
次号の野宿野郎に「3行広告」を載せられる応募ハガキが付いてきます。
どなたかぜひ、広告出してみてください。
(募集やら打ち合わせやらいろいろ係)
引き続き野宿野郎の「なにか」強化募集中です。放浪書房さんに続けっ!!
野宿野郎の
「神出鬼没の販売特約店」兼「美人でも東大卒でもない怪しいメガネの広報担当」
に目出度く就任してくださいました。
放浪書房さんは、4号の野宿野郎の「なにか」強化募集中のお知らせに
7枚にもわたるお手紙をくださり、あることないこと書き連ね、
編集部を喜ばしてくれた、スバラシイ書店さんです。
そして、「野宿野郎の打ち合わせは野宿でする決まりなんです」という
募集係りの申し出に、「そうなんですか。じゃあ、やりましょう」と
快く打ち合わせ野宿してくれた、もひとつスバラシイ書店さんです。
6月は千葉やら長野やらで本を売る予定だそうです。
7月初旬には野宿野郎5号の企画「中央線各駅野宿の旅(のようなもの)」
を「放浪書房番外出店」として、野宿野郎を売ったり、野宿したりで行って、
記事を書いてくれることとなりました。これはすごいぞっ。
特約店さんということで、放浪書房さんで野宿野郎をお求めの方には
次号の野宿野郎に「3行広告」を載せられる応募ハガキが付いてきます。
どなたかぜひ、広告出してみてください。
(募集やら打ち合わせやらいろいろ係)
引き続き野宿野郎の「なにか」強化募集中です。放浪書房さんに続けっ!!
このHPを作ってくれている、HP製作係さんの伝道師氏が
「梅雨はキライだ」と、本日、自転車で梅雨のない北海道へと向かって
ぶらり野宿旅行にご出発された模様です。
伝道師さんから「これであなたはHP独裁者です」とのコメントを頂き、
ワタクシかとうがしばらくHP独裁者に光臨し、留守を預かることになったのですが、
結局のところまったく操作が判らないので、なんにも出来ません。
ブログしか更新出来ません。
HP宛のメールなどの対応も遅くなるかもしれませんが、
みなさま、おおらかな心であきらめて下さい。
伝道師さーん、早く帰ってきてくださいようー。
HP係(仮)
「梅雨はキライだ」と、本日、自転車で梅雨のない北海道へと向かって
ぶらり野宿旅行にご出発された模様です。
伝道師さんから「これであなたはHP独裁者です」とのコメントを頂き、
ワタクシかとうがしばらくHP独裁者に光臨し、留守を預かることになったのですが、
結局のところまったく操作が判らないので、なんにも出来ません。
ブログしか更新出来ません。
HP宛のメールなどの対応も遅くなるかもしれませんが、
みなさま、おおらかな心であきらめて下さい。
伝道師さーん、早く帰ってきてくださいようー。
HP係(仮)
昨日、多摩川を走っていたら対岸に消防車がやたら止まっているのでなんだろうと思ったら、河原が火事でした。お花見野宿の場所から少し下流のトイレのあるあたりではないでしょうか。
昨日は強風だったのであおられて危険があったためでしょう。消防車が五台も来ていました。けっこう黒焦げになってしまっていました。
場所と時間が微妙にずれていてよかった。もっと近かったら「そういえば夜中に火を焚いてたあやしい集団が…」なんて言われていたかも。(伝道師)
昨日は強風だったのであおられて危険があったためでしょう。消防車が五台も来ていました。けっこう黒焦げになってしまっていました。
場所と時間が微妙にずれていてよかった。もっと近かったら「そういえば夜中に火を焚いてたあやしい集団が…」なんて言われていたかも。(伝道師)
●「カルマ」を紹介をしてくださったスバラシイヒロベイさんはスバラシイので、HP「実験貧困主義貧民共和国新世紀通信」の「最近の買い物メモ」に「野宿野郎」 をのっけてくださいました。
ヒロベイさんの昆布愛は果てしがないようです。昆布のことになったら止まりません。 貧乏人はまず健康であることが大切ですが、 それにはよい昆布で美味しいだしをとることが必須だとのこと。 魔法瓶に昆布とお湯を入れてじっと待つだけで簡単に、まずまず美味しいだしがとれるそうなので、 野宿にも昆布と魔法瓶を持っていけば、美味しいお味噌汁を飲めるのです。しかし、ヒロベイさんは基本的に屋根派だそうです。あねはとやねははちょっと似ています。
●4号でラッパーデビュー(とりあえず作詞のみ)する野宿界の期待の新人ラッパー・Benzもやしっこさんは原稿 「野宿ラッブ」を版下まで作ってくださったスバラシイ方です。
この前原稿をいただく為お会いしたところ、熊野古道について熱く語り続け、あすこにはマムシがびゅんびゅん飛んでいる、あれをつかまえると大金持ちになれるに違いない、今からちょこっと行ってくる、とおっしゃっていました。ほんとうでしょうか。
それから、Benzもやしっこさんはスバラシイ雑誌『にやにや笑う』の営業部員さんです。でも書店回りはちょっと面倒くさいらしいです。
●4号の原稿第一番目の提出者さんで、日本一周未遂、ファミレスLOVE研究家のケンタローさんが、今度はアルゼンチンとチリに「世界最南端野宿」挑戦のため、旅立たれた模様です。がんばれ、負けるな、ケンタローさん!
ヒロベイさんの昆布愛は果てしがないようです。昆布のことになったら止まりません。 貧乏人はまず健康であることが大切ですが、 それにはよい昆布で美味しいだしをとることが必須だとのこと。 魔法瓶に昆布とお湯を入れてじっと待つだけで簡単に、まずまず美味しいだしがとれるそうなので、 野宿にも昆布と魔法瓶を持っていけば、美味しいお味噌汁を飲めるのです。しかし、ヒロベイさんは基本的に屋根派だそうです。あねはとやねははちょっと似ています。
●4号でラッパーデビュー(とりあえず作詞のみ)する野宿界の期待の新人ラッパー・Benzもやしっこさんは原稿 「野宿ラッブ」を版下まで作ってくださったスバラシイ方です。
この前原稿をいただく為お会いしたところ、熊野古道について熱く語り続け、あすこにはマムシがびゅんびゅん飛んでいる、あれをつかまえると大金持ちになれるに違いない、今からちょこっと行ってくる、とおっしゃっていました。ほんとうでしょうか。
それから、Benzもやしっこさんはスバラシイ雑誌『にやにや笑う』の営業部員さんです。でも書店回りはちょっと面倒くさいらしいです。
●4号の原稿第一番目の提出者さんで、日本一周未遂、ファミレスLOVE研究家のケンタローさんが、今度はアルゼンチンとチリに「世界最南端野宿」挑戦のため、旅立たれた模様です。がんばれ、負けるな、ケンタローさん!
●本日急に「野宿野郎HP」への訪問者さんが増えたようなのですが、
それはどうやら、1月初旬に取材を強引にお願いした
『野宿完全マニュアル』の著者・村上宣寛さんがご自身のHPでリンクを張ってくださったかららしいです。
村上さんはドトールのコーヒーを奢ってくれるし、著書にサインをしてくれるし、
こちらが取材はそこそこで一緒に野宿することを第一に押しかけても、
全然腹を立てないスバラシイ人です。
4号が出来るのが遅くてごめんなさい。
これを見ている村上さんファンさんがいらっしゃいましたら、
これからできる4号は村上さんが褒め称えられているはずですので、
ぜひ買ってください。
●中野にある「カルマ」というカフェに「野宿野郎3号」を
見本誌として置かせていただくことになりました。
http://karma-marka.org/
居心地がとてもよいので、いつまでも居ついてしまいそうですが、
お腹を満たしたら、ブロードウエイ3階「タコシェ」
http://www.tacoche.com/
へ走り、どうぞ「野宿野郎」を買ってください。
それはどうやら、1月初旬に取材を強引にお願いした
『野宿完全マニュアル』の著者・村上宣寛さんがご自身のHPでリンクを張ってくださったかららしいです。
村上さんはドトールのコーヒーを奢ってくれるし、著書にサインをしてくれるし、
こちらが取材はそこそこで一緒に野宿することを第一に押しかけても、
全然腹を立てないスバラシイ人です。
4号が出来るのが遅くてごめんなさい。
これを見ている村上さんファンさんがいらっしゃいましたら、
これからできる4号は村上さんが褒め称えられているはずですので、
ぜひ買ってください。
●中野にある「カルマ」というカフェに「野宿野郎3号」を
見本誌として置かせていただくことになりました。
http://karma-marka.org/
居心地がとてもよいので、いつまでも居ついてしまいそうですが、
お腹を満たしたら、ブロードウエイ3階「タコシェ」
http://www.tacoche.com/
へ走り、どうぞ「野宿野郎」を買ってください。
失礼いたしまーす。
LOVEを求めて日本一周のようなもの中のケンタローさんより、ぞくぞくとお便りが届いておりますので、ご報告を。
ケンタローさんは「ファミレスLOVE」という新しいフィールドまで開拓したご様子。今後の展開に目が離せません。
5日目。今、岡山県岡山市上道北方のファミレス「Joyfull」にいます。当初の全日野宿で、という誓いは早くも崩れました。痛いくらい寒いんです。今朝、和歌山では雪が舞いました。そうそう、野宿(親切)LOVEにまた出会いました! さりげなく夜を明かそうとしていたガスト御坊店で、「上から了解得たんで5時(閉店時間)までソファーでおもいっきし寝てください。」と店員のお兄さんが良くしてくれたのです。椅子ではおケツが痛く、横になりたかった僕にはなによりでした。(ケンタロー)
———数日後。
おはようございます。今、門司港のファミレスにいます。これでファミレス連泊4日目です。このままでは野宿旅行ではなくファミレスメニュー制覇の旅になってしまいます。今日から僕の中での旅のメイン、九州なので気合い入れていきたいです。バイクだと身軽ではないので次回からはチャリや歩き旅にしようかななんて思いつつ走ってます。しかし、寒いし、皆さんバイクを見ると目の敵のように煽ってくるわで大変です。北海道や四国のようなツアラー歓迎ムードは皆無みたいです。でもバイクが邪魔くさいのは分かります。(ケンタロー)
———ええっと、負けずにがんばってください。ファミレス4連泊もなんだかすごいです。
ありがとうございます。今、佐世保のバイク屋さんでエンジンオイルとフィルター交換してもらってます。うーん、道具(バイク)LOVE。(ケンタロー)
———世界はLOVEに満ち満ちているようです。うーん、いろいろLOVE。
ということで、なんなんだか、そんなんだか、編集部では、野宿いろいろLOVE体験のお便り、4号執筆者さん、野宿合コン参加者さん(特に求む女性)などなど、ひきつづき大大大募集中であります。(編集部)
LOVEを求めて日本一周のようなもの中のケンタローさんより、ぞくぞくとお便りが届いておりますので、ご報告を。
ケンタローさんは「ファミレスLOVE」という新しいフィールドまで開拓したご様子。今後の展開に目が離せません。
5日目。今、岡山県岡山市上道北方のファミレス「Joyfull」にいます。当初の全日野宿で、という誓いは早くも崩れました。痛いくらい寒いんです。今朝、和歌山では雪が舞いました。そうそう、野宿(親切)LOVEにまた出会いました! さりげなく夜を明かそうとしていたガスト御坊店で、「上から了解得たんで5時(閉店時間)までソファーでおもいっきし寝てください。」と店員のお兄さんが良くしてくれたのです。椅子ではおケツが痛く、横になりたかった僕にはなによりでした。(ケンタロー)
———数日後。
おはようございます。今、門司港のファミレスにいます。これでファミレス連泊4日目です。このままでは野宿旅行ではなくファミレスメニュー制覇の旅になってしまいます。今日から僕の中での旅のメイン、九州なので気合い入れていきたいです。バイクだと身軽ではないので次回からはチャリや歩き旅にしようかななんて思いつつ走ってます。しかし、寒いし、皆さんバイクを見ると目の敵のように煽ってくるわで大変です。北海道や四国のようなツアラー歓迎ムードは皆無みたいです。でもバイクが邪魔くさいのは分かります。(ケンタロー)
———ええっと、負けずにがんばってください。ファミレス4連泊もなんだかすごいです。
ありがとうございます。今、佐世保のバイク屋さんでエンジンオイルとフィルター交換してもらってます。うーん、道具(バイク)LOVE。(ケンタロー)
———世界はLOVEに満ち満ちているようです。うーん、いろいろLOVE。
ということで、なんなんだか、そんなんだか、編集部では、野宿いろいろLOVE体験のお便り、4号執筆者さん、野宿合コン参加者さん(特に求む女性)などなど、ひきつづき大大大募集中であります。(編集部)
相談者さまは、ご自宅でも寝袋を布団として常用中とのことですので、
いっそ銀マットも敷布団としてお使いになるのはいかがでしょうか。
銀マットへの愛着もわきますでしょうし、
家と外との区別がどんどんと曖昧になって、大変結構でございます。
(お悩み相談室・室長)
いっそ銀マットも敷布団としてお使いになるのはいかがでしょうか。
銀マットへの愛着もわきますでしょうし、
家と外との区別がどんどんと曖昧になって、大変結構でございます。
(お悩み相談室・室長)
ウレタンマット(aka銀マット)が嫌いです。
機能、性能は十分認めますが、嫌いです。
かさばるからです。
まあ、近所の一泊野宿なら構わないとしても、旅に持っていく気にはなりません。うちで保管するにもかさばります。
カナダで自転車キャンプ旅行した時は、海やプールなんかで使う空気を入れて膨らませる安物のマットを使っていましたが、すぐに石などで小さな穴が開いて空気が漏れるようになってしまいました。
やっと小型の羽毛寝袋を買ったのに、あんなかさばるものは持ちたくありません。なにかいい方法はありますか。ウレタンマットのうちの中での有効な利用法でもいいです(羽毛寝袋はうちでは布団代わりに常用しています)。(伝道師)
機能、性能は十分認めますが、嫌いです。
かさばるからです。
まあ、近所の一泊野宿なら構わないとしても、旅に持っていく気にはなりません。うちで保管するにもかさばります。
カナダで自転車キャンプ旅行した時は、海やプールなんかで使う空気を入れて膨らませる安物のマットを使っていましたが、すぐに石などで小さな穴が開いて空気が漏れるようになってしまいました。
やっと小型の羽毛寝袋を買ったのに、あんなかさばるものは持ちたくありません。なにかいい方法はありますか。ウレタンマットのうちの中での有効な利用法でもいいです(羽毛寝袋はうちでは布団代わりに常用しています)。(伝道師)
「野宿、100人に聞いていこう!」のコーナーでも展開されていますが、野宿の定義とはどんなものなのでしょう。手元にある和英辞典によると「野宿」の項には、まず “sleep in the open” とやることを具体的に説明した英語が載っており、ふたつめは “camp (out)” でした。キャンプと野宿はちょっと違うような気がするけど、英語でいうcampのニュアンスがぼくには分からないので何ともいえないところ。ちなみにcampを今度は英和辞典で引くと、「野営」「テント生活」などが並んでいました。うん、野営という言葉からは、テントを張っているイメージが目に浮かびます。野宿は野営よりシンプルなイメージがします。ひょっとしたら英語には野宿にぴったりくる訳語はないのかも知れません。
それはさておき、野宿の定義ですが、「野宿野郎」本誌では、ただでさえせまい野宿野郎の世界を自らせばめて読者を減らす必要もないということで、定義はできる限りの広義で解釈しているようです。自宅の寝床以外で泊まることは野宿といってもよいのではないかという勢いです。
「野外で寝ること」というのは(「野外」をどう定義するかによりますが)、どんな原理主義者でも文句の出ないであろう、万人が認める野宿の定義といっていいでしょう。そして、「家で寝ること」は、どんな日和見主義の軟弱者が拷問にかけられたとしても、野宿とはいえないでしょう。つまり、このふたつのどこかにそれぞれの人にとっての野宿と家宿のボーダーラインがあるということです。
さて、ではこのへんでこの表を見てださい。
「家」「キャンピングカー」「自家用車」「宿のロビー・廊下」「無料宿」「空港」「キャンプ場のキャンプ」「宿の屋上」「船のデッキ」「駅」「公園」「野外」という適当に選んだ宿泊可能な場所に、それぞれ「料金」「屋根・壁」「プライバシー」「ドア」「フロ・シャワー」「トイレ」「水道」「電気」「キッチン」「エアコン」があるかないかを示した表です。
「宿のロビー・廊下」「宿の屋上」というのは、主に海外の安宿で、部屋が満員になった時、ロビーや廊下や屋上で安く泊まれるというもの。雨の少ない中東にけっこうありました。ヨルダンで屋上に泊まったことがあります。
「無料宿」とは、行ったことがないので知らないのですが、北海道にあるというオートバイのライダー向けの宿とか、四国など有名巡礼地にある無料巡礼者用宿のようなもの。一度、インド・アムリトサルのゴールデン・テンプルの隣にある巡礼者宿に泊まったことがあります。食事(もちろんカレー)も無料でした。
「船のデッキ」というのは、夜行の客船でときどきある一番安いデッキクラスのことで、このクラスだと船内の椅子に座ることもできず、甲板で夜を明かすことになります。ユーレイルパスを持っていれば無料のギリシャからイタリアの船で経験しました。
海外へ飛ぶ時に、安い航空会社を選ぶとたいがい夜に到着することになります。あまりに遅く着いて、寝るだけで一泊分の宿代を出すのが惜しいという時は、空港泊となります。だいたい世界のハブ空港というのは、日本と違って24時間発着しているので、問題はありません(というか成田空港では泊まったことはないので分かりません。日本でも問題はないのでしょうか?)。空港に泊まる時は、到着してそのまま到着ロビーに泊まろうとすると、同じことを考える人たちが多くて、いい場所が取れないこともある上、到着客を狙った泥棒や詐欺師が多いので、出発ロビーまで移動すれば、そこには夜中や早朝に出発する人がいるだけなので空いていて、比較的安心して泊まれます。
この中で野宿といえるものはどれでしょう。野宿といえるものをピックアップして、それが持つアイテム、持たないアイテムを整理すれば、定義が浮かび上がってくるかも知れません。ぼくの場合、野外、公園、テント泊あたりは野宿色が高く、宿の屋上や船のデッキ、駅あたりがボーダーライン、残りの空港などになると野宿色なしというところです。
そのへんからぼくなりの定義を決めるなら、「野外に寝る」の野外かそうでないかを決定する「屋根・壁」の有無が重要で、それが広義の定義(表の下6段)。空が見えない野宿、風に吹かれないは考えられません。同じ駅でもプラットフォームなら野宿で、駅舎内だと野宿とはいえないという感じです。テントを屋根・壁とするかは、教義の解釈でもめて宗派分裂騒動を起こす宗教団体並みに難しい問題かも知れませんが、ジッパーを開けて顔を出せば、空が見えるということで、ぼくは屋根・壁ではないとしました(テントも野宿とします)。
さらに料金がかからないということが狭義の定義ですね(表の下3段)。
もうひとつ、付け加えるとしたら、野宿には「寝床選択の自由〜。アハハン…(古いですか? 昔のCMです)」が重要なポイントですね。(伝道師)
追伸、今でも「チャート式 数 II b」などの学習参考書はあるのでしょうか。
追追伸、「屋上」や「船のデッキ」「駅のプラットフォーム」に今ひとつ強固な野宿色が感じられない理由は、地面が土でなく固い人工物というのもありますね。あと、港に停泊している船のデッキに寝るほうが、移動中の船のデッキで寝ることより野宿色が高いという気はしませんか。
それはさておき、野宿の定義ですが、「野宿野郎」本誌では、ただでさえせまい野宿野郎の世界を自らせばめて読者を減らす必要もないということで、定義はできる限りの広義で解釈しているようです。自宅の寝床以外で泊まることは野宿といってもよいのではないかという勢いです。
「野外で寝ること」というのは(「野外」をどう定義するかによりますが)、どんな原理主義者でも文句の出ないであろう、万人が認める野宿の定義といっていいでしょう。そして、「家で寝ること」は、どんな日和見主義の軟弱者が拷問にかけられたとしても、野宿とはいえないでしょう。つまり、このふたつのどこかにそれぞれの人にとっての野宿と家宿のボーダーラインがあるということです。
さて、ではこのへんでこの表を見てださい。
「家」「キャンピングカー」「自家用車」「宿のロビー・廊下」「無料宿」「空港」「キャンプ場のキャンプ」「宿の屋上」「船のデッキ」「駅」「公園」「野外」という適当に選んだ宿泊可能な場所に、それぞれ「料金」「屋根・壁」「プライバシー」「ドア」「フロ・シャワー」「トイレ」「水道」「電気」「キッチン」「エアコン」があるかないかを示した表です。
「宿のロビー・廊下」「宿の屋上」というのは、主に海外の安宿で、部屋が満員になった時、ロビーや廊下や屋上で安く泊まれるというもの。雨の少ない中東にけっこうありました。ヨルダンで屋上に泊まったことがあります。
「無料宿」とは、行ったことがないので知らないのですが、北海道にあるというオートバイのライダー向けの宿とか、四国など有名巡礼地にある無料巡礼者用宿のようなもの。一度、インド・アムリトサルのゴールデン・テンプルの隣にある巡礼者宿に泊まったことがあります。食事(もちろんカレー)も無料でした。
「船のデッキ」というのは、夜行の客船でときどきある一番安いデッキクラスのことで、このクラスだと船内の椅子に座ることもできず、甲板で夜を明かすことになります。ユーレイルパスを持っていれば無料のギリシャからイタリアの船で経験しました。
海外へ飛ぶ時に、安い航空会社を選ぶとたいがい夜に到着することになります。あまりに遅く着いて、寝るだけで一泊分の宿代を出すのが惜しいという時は、空港泊となります。だいたい世界のハブ空港というのは、日本と違って24時間発着しているので、問題はありません(というか成田空港では泊まったことはないので分かりません。日本でも問題はないのでしょうか?)。空港に泊まる時は、到着してそのまま到着ロビーに泊まろうとすると、同じことを考える人たちが多くて、いい場所が取れないこともある上、到着客を狙った泥棒や詐欺師が多いので、出発ロビーまで移動すれば、そこには夜中や早朝に出発する人がいるだけなので空いていて、比較的安心して泊まれます。
この中で野宿といえるものはどれでしょう。野宿といえるものをピックアップして、それが持つアイテム、持たないアイテムを整理すれば、定義が浮かび上がってくるかも知れません。ぼくの場合、野外、公園、テント泊あたりは野宿色が高く、宿の屋上や船のデッキ、駅あたりがボーダーライン、残りの空港などになると野宿色なしというところです。
そのへんからぼくなりの定義を決めるなら、「野外に寝る」の野外かそうでないかを決定する「屋根・壁」の有無が重要で、それが広義の定義(表の下6段)。空が見えない野宿、風に吹かれないは考えられません。同じ駅でもプラットフォームなら野宿で、駅舎内だと野宿とはいえないという感じです。テントを屋根・壁とするかは、教義の解釈でもめて宗派分裂騒動を起こす宗教団体並みに難しい問題かも知れませんが、ジッパーを開けて顔を出せば、空が見えるということで、ぼくは屋根・壁ではないとしました(テントも野宿とします)。
さらに料金がかからないということが狭義の定義ですね(表の下3段)。
もうひとつ、付け加えるとしたら、野宿には「寝床選択の自由〜。アハハン…(古いですか? 昔のCMです)」が重要なポイントですね。(伝道師)
追伸、今でも「チャート式 数 II b」などの学習参考書はあるのでしょうか。
追追伸、「屋上」や「船のデッキ」「駅のプラットフォーム」に今ひとつ強固な野宿色が感じられない理由は、地面が土でなく固い人工物というのもありますね。あと、港に停泊している船のデッキに寝るほうが、移動中の船のデッキで寝ることより野宿色が高いという気はしませんか。