「求む、Tシャツくん」の懇願
ここ10日ばかりの間、
労働と寝食を除いた残りの余暇時間を、野宿と、
ダンボールを組み立て蛍光灯をくっつけ「シルクスクリーン感光機」を自作し、
スクリーンの感光時間は何分がいいのか、などの実験を繰り返し、
「野宿野郎Tシャツ」を作ろうとすることに費やしておりました。
野宿するのは楽しいのでいいのですが、
野宿野郎Tシャツ作りはうまくいかず、楽しくなかったので、いけません。
コンビニのコピー機を故障させ、ぺこぺこして、業者を呼んだり、
重ねた失敗の悲しさから、ぴょんぴょん飛んで、家の床を踏み貫いたり、
幾ばくかのドラマは生まれましたが、
結局この10日の間に、4000円ばかりのお金と
多大な時間を費やした成果として見出せるのは、
1枚の失敗「野郎」Tシャツだけなのです。
そして、我に返ると、言いようのない徒労感と、
いまだ手付かずの39枚の無地Tシャツが私を待っていました。
現実なんて、見るもんか。
現実なんて、知るもんか。
しかし、自分で作ることは無理だということが、よく判ってしまいました。
誰か、どうか、シルクスクリーン印刷機「Tシャツくん」を貸してください。
あれは、ちょっと高すぎて、買えません。
頼む。
(求む、Tシャツくん係)
コメント (新規コメント受付停止中)
労働と寝食を除いた残りの余暇時間を、野宿と、
ダンボールを組み立て蛍光灯をくっつけ「シルクスクリーン感光機」を自作し、
スクリーンの感光時間は何分がいいのか、などの実験を繰り返し、
「野宿野郎Tシャツ」を作ろうとすることに費やしておりました。
野宿するのは楽しいのでいいのですが、
野宿野郎Tシャツ作りはうまくいかず、楽しくなかったので、いけません。
コンビニのコピー機を故障させ、ぺこぺこして、業者を呼んだり、
重ねた失敗の悲しさから、ぴょんぴょん飛んで、家の床を踏み貫いたり、
幾ばくかのドラマは生まれましたが、
結局この10日の間に、4000円ばかりのお金と
多大な時間を費やした成果として見出せるのは、
1枚の失敗「野郎」Tシャツだけなのです。
そして、我に返ると、言いようのない徒労感と、
いまだ手付かずの39枚の無地Tシャツが私を待っていました。
現実なんて、見るもんか。
現実なんて、知るもんか。
しかし、自分で作ることは無理だということが、よく判ってしまいました。
誰か、どうか、シルクスクリーン印刷機「Tシャツくん」を貸してください。
あれは、ちょっと高すぎて、買えません。
頼む。
(求む、Tシャツくん係)
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