[nNews]野宿ニュースフラッシュ 2008.06.04
プリントゴッコは昭和52年(1977年)に発売され、以来31年の長きにわたり家庭用のコミュニケーションツールとして多くのお客様に年賀状印刷や布印刷などに広くご愛用いただいて参りました。しかしながら90年代後半からのパーソナルコンピューターやインクジェットプリンターの家庭への急速な普及など市場環境の変化を受け、近年プリントゴッコの需要は著しく減少しておりました。
このような背景の下、当社は慎重に検討を重ねた結果プリントゴッコ本体の販売を終了することといたしました。
このような背景の下、当社は慎重に検討を重ねた結果プリントゴッコ本体の販売を終了することといたしました。
プリントゴッコ本体販売終了のお知らせ – RISO:ニュースリリース
本誌編集長にショックなニュース。「だいすき」といっていた印刷機が生産中止に。
コンピューター駆動の電子機器はただ使いこなせないだけではなく、必ず速攻で壊してしまう編集長にとってプリントゴッコは壊さずに使える唯一の印刷機器といっていいものなのです。本誌関係でもしおりやお知らせなどの一枚ものの小さな印刷物はプリントゴッコで刷っているものも多いというのに。
メーカー販売終了時期の6月30日は喪に服することにします。
8月に開幕する北京五輪の組織委員会は3日、大会期間中に訪れる外国人が守るべき事柄をまとめた「法律指南」を公表した。「五輪競技場内で宗教、政治、人種をめぐるスローガンを掲げることを禁ずる」など全57項目にわたる。
北京五輪:組織委、外国人が守るべき57項目まとめる – 毎日jp(毎日新聞)
外国人が守るべき57項目の事柄のなかには、公共の場で中国国旗を燃やしたり、踏んだりする行為や、公安機関の許可がない大会期間中の集会やデモ、地元の公安機関への届け出のない中国国内の民家での宿泊の禁止などのほかに、なんと「公共の場所での野宿を禁止」するという事項があるそうです。しかもその理由が「街のイメージを守るため」というではありませんか。
野宿は街のイメージを損なう禁止行為! これは、北京五輪組織委員会が野宿野郎にけんかを売っているとしか考えられません。
野宿野郎では北京オリンピックに行き、北京の街で野宿テロを決行して、街のイメージを崩し、レポートしてくださるかたを募集します(責任も費用も一切持ちません)。「天安門前野宿」! う〜ん、いい響きだ。
自転車で日本一周した経験がある函館市日乃出町の毛利剛(つよし)さん(64)が、空き家になっていた実家を二年がかりで自力で改造し、旅人専用の宿「ゲストハウス自遊旅(じゆうたび)」を開設した。「旅先で多くの人の世話になり、家にも泊めてもらった。その恩返し」と話し、旅人に限り無料で部屋を提供している。
手作りで無料の「旅の宿」:北海道新聞
「青森県の半導体製造会社を五十八歳で退職し、六十歳になった二〇〇四年、マウンテンバイクで五カ月かけて、八千九百キロの日本一周旅行に成功。〇七年には山岳修行の道として知られる紀伊半島の熊野古道三百五十キロを自転車で走破した。その際にテント張りの場所探しに苦労した経験から、宿泊に困っている人のために家の改造を思い立った」
という「もうさん」こと毛利さんとは編集部も面識があり、「ゲストハウス自遊旅」は世界最北端の本誌取扱店でもあります。野宿旅にあきたら函館の屋根の下で「野宿野郎」を読みながらくつろいでみてください。[自遊旅ホームページ]
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