「あたらしい野宿」発売記念 著者に訊く
── 入門書、エッセイ集のあとの第三弾は、どんな本ですか。
えーっと、アマゾンの内容紹介には、「サブカル実用と絵本が溶け合う摩訶不思議本」って書いてあります。ので、そんな本みたいです。
全体なんと云っていいか判らないかんじなので、出版社の方も困ったのではないかとおもいます。わたしも困った。
── タイトルはどうゆうふうに決めましたか。
「あたらしい 野宿」とか「たのしい 野宿」みたいな、教科書っぽい名前にしてみたかったので。
最初、『あたらしいみかんのむきかた』という本のかんじを目指していたので(けっきょくそうならなかったけど)、それも影響してます。
── 執筆はどれくらい時間がかかりましたか。
なんかもろもろ、とっても時間がかかりましたよー。のろいから。
── 苦労したところはどこですか。
漠としたイメージを形にしていくまでが……。ってことはぜんぶが試行錯誤で、難儀でした。
あと、日々たいがいなあなあに暮らしているのですが、今回はやたらあーだこーだ主張しちゃったので、慣れないことをしてわたしはひやーって消耗しています。
ほかの方、とくにデザイナーさんやイラストを描いてくださった上路ナオ子さんは、もっともっと消耗されたに違いない。足を向けて野宿できません!
── カラーページがあるそうですね。
最初の16ページがカラーです。ほか二色刷りのところもあります。
── イラストレーターとの共同作業はどうでしたか。
慣れないラフを描いて口頭でお伝えして、それからもメールでやりとり(上路さん、デザイナーさん、編集さんらと)、という作業が初めてだったので、本って、こうやってできてゆくんだなあって感動しました。
丁寧にやりとりしてくださるし、イメージをふくらせたり飛躍させて、それはそれは素敵な絵を描いてくだるので、プロの方って(というか上路さんが)、ほんとうにすごいなあとおもいました。
── ゲストが登場すると聞きましたが。
いろんな方にご協力いただいて、豪華ですー。
取材という名目のもと、シェルパ斉藤さん、中野純さん、伊沢正名さんのお家に伺わせていただきましたし、ずっとお話を伺ってみたかった『ブラック・ジャック創作秘話』の吉本浩二さん、『おじさん図鑑』のなかむらるみさんにもお会いすることができました。あと、憧れのミニコミ『酒とつまみ』の発行人・渡邉和彦さんには一緒に野宿していただいちゃった! って内容じゃなく、ついつい喜びを書いてしまった……。
── 著書も三冊目でだいぶ慣れてきましたか。
それがまったく……。今回は、文章のみのときとだいぶ勝手が違ったので一から試行錯誤ってかんじでした。
── まだ野宿本を書くネタはいっぱいありますか。
もうすっからかんです。
── 発売記念イベントや野宿、サイン会などはありますか。
恒例の発売記念野宿したいです。
野宿以外でもいろいろありそう(いま決まっているのは、9月14日のお昼と20日の夜)なので、お時間ある方はどうか宜しくお願い致します。
イベントはひとが来てくれないと、ほうぼうがたいへんみたいなので、たいへんです。
だれも来てくれなくっても成り立つようなイベントができればいいのになあとおもいます。
── 帯に応募券みたいなものが付いていましたが……。
まだなにも考えてないのですが、とりあえず付けてもらいました。
なにか、応募者さんプレゼント(全員じゃない、厳選でない抽選による)をやりたいです!
── (上)?
デザイナーさんが付けてくれました。希望的(上)です。いつか(下)も出せたらいいっていう……。
── 売り込みをお願いします。
編集の方が、がんばってお手頃価格の1000円にしてくださった模様です。
だれもかれも、あんまり儲からないかんじです。
これでぜんぜん売れないと、しゅんとしちゃうので、どうか買ってほしいです。
ってまた、内容じゃないな……。
── あ~、何回も同じことはき訊きたくないのですが~、「野宿野郎」の……。
あ~、え~、う~、今年こそ……。ほんとに、たぶん……。
今回の本の作業をしてて、ミニコミ好き! 「野宿野郎」の作り方を思い出した(かもしれない)! っておもいましたし……。
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えーっと、アマゾンの内容紹介には、「サブカル実用と絵本が溶け合う摩訶不思議本」って書いてあります。ので、そんな本みたいです。
全体なんと云っていいか判らないかんじなので、出版社の方も困ったのではないかとおもいます。わたしも困った。
── タイトルはどうゆうふうに決めましたか。
「あたらしい 野宿」とか「たのしい 野宿」みたいな、教科書っぽい名前にしてみたかったので。
最初、『あたらしいみかんのむきかた』という本のかんじを目指していたので(けっきょくそうならなかったけど)、それも影響してます。
── 執筆はどれくらい時間がかかりましたか。
なんかもろもろ、とっても時間がかかりましたよー。のろいから。
── 苦労したところはどこですか。
漠としたイメージを形にしていくまでが……。ってことはぜんぶが試行錯誤で、難儀でした。
あと、日々たいがいなあなあに暮らしているのですが、今回はやたらあーだこーだ主張しちゃったので、慣れないことをしてわたしはひやーって消耗しています。
ほかの方、とくにデザイナーさんやイラストを描いてくださった上路ナオ子さんは、もっともっと消耗されたに違いない。足を向けて野宿できません!
── カラーページがあるそうですね。
最初の16ページがカラーです。ほか二色刷りのところもあります。
── イラストレーターとの共同作業はどうでしたか。
慣れないラフを描いて口頭でお伝えして、それからもメールでやりとり(上路さん、デザイナーさん、編集さんらと)、という作業が初めてだったので、本って、こうやってできてゆくんだなあって感動しました。
丁寧にやりとりしてくださるし、イメージをふくらせたり飛躍させて、それはそれは素敵な絵を描いてくだるので、プロの方って(というか上路さんが)、ほんとうにすごいなあとおもいました。
── ゲストが登場すると聞きましたが。
いろんな方にご協力いただいて、豪華ですー。
取材という名目のもと、シェルパ斉藤さん、中野純さん、伊沢正名さんのお家に伺わせていただきましたし、ずっとお話を伺ってみたかった『ブラック・ジャック創作秘話』の吉本浩二さん、『おじさん図鑑』のなかむらるみさんにもお会いすることができました。あと、憧れのミニコミ『酒とつまみ』の発行人・渡邉和彦さんには一緒に野宿していただいちゃった! って内容じゃなく、ついつい喜びを書いてしまった……。
── 著書も三冊目でだいぶ慣れてきましたか。
それがまったく……。今回は、文章のみのときとだいぶ勝手が違ったので一から試行錯誤ってかんじでした。
── まだ野宿本を書くネタはいっぱいありますか。
もうすっからかんです。
── 発売記念イベントや野宿、サイン会などはありますか。
恒例の発売記念野宿したいです。
野宿以外でもいろいろありそう(いま決まっているのは、9月14日のお昼と20日の夜)なので、お時間ある方はどうか宜しくお願い致します。
イベントはひとが来てくれないと、ほうぼうがたいへんみたいなので、たいへんです。
だれも来てくれなくっても成り立つようなイベントができればいいのになあとおもいます。
── 帯に応募券みたいなものが付いていましたが……。
まだなにも考えてないのですが、とりあえず付けてもらいました。
なにか、応募者さんプレゼント(全員じゃない、厳選でない抽選による)をやりたいです!
── (上)?
デザイナーさんが付けてくれました。希望的(上)です。いつか(下)も出せたらいいっていう……。
── 売り込みをお願いします。
編集の方が、がんばってお手頃価格の1000円にしてくださった模様です。
だれもかれも、あんまり儲からないかんじです。
これでぜんぜん売れないと、しゅんとしちゃうので、どうか買ってほしいです。
ってまた、内容じゃないな……。
── あ~、何回も同じことはき訊きたくないのですが~、「野宿野郎」の……。
あ~、え~、う~、今年こそ……。ほんとに、たぶん……。
今回の本の作業をしてて、ミニコミ好き! 「野宿野郎」の作り方を思い出した(かもしれない)! っておもいましたし……。
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